当社の企業理念は
「働く場所・時間帯を、働く人が自由に選べるような社会にする」
というものですが、その実現のために、これからの10年
- 自分たち自身の働き方のさらなる改善
- 他の人・会社がそういう働き方を実現できるようなサービスを提供する
をやっていく予定です。前者についてはこないだ書きましたので↓、今回は後者について書いていきます。
企業理念を実現するためのサービスとは
他の人・会社が、働く場所・時間帯を自由に選べるようになるサービス、とは具体的にはどのようなものでしょうか。
先日初のブログ記事を書いた今年入社の安本がこの辺りを整理してくれたので、簡単な図を掲載します。
まず、サービスを提供する対象としては以下の2つがあります。
- 企業
- 個人
それぞれに対して、提供していくものは(重なる部分もありますが)異なります。
まずは企業に対しては提供するサービスは以下の通りです。
- ソフトウェア開発
- コンサルティング・協業
- 初心者 PM サポートサービス Toro(※)
※: Toro というのはプロジェクトのコードネームです
対個人のサービスは以下のものです。
- IT エンジニア専用英語学習サービス Moba Pro IT English
- 初心者 PM サポートサービス Toro
それぞれについてもう少し詳しく見ていきます。
企業向けサービス
ソフトウェア開発
ソフトウェア開発は当社が創業当初から行ってきた事業です。従来から業種・使う技術にはそこまで特化せず、お客様からの幅広い要望にお応えしており(※)、その点は今後も変わらない予定です。ただ、今まで扱う事がそこまで多くなかった業務改善(流行りの言葉で言うと DX)に関連するソフトウェア・システム開発を強化していく予定です。
※: とはいえ、結果としてウェブサービス開発などが多かったのも事実ですが
これは、内部の開発体制を変えていくと言うよりは、後述の「コンサルティング・協業」を強化してそちらと連携していく、あるいは対企業向けの営業を強化するという形になると思います。
コンサルティング
コンサルティング/協業のうち、まずはコンサルティングについて書きます。技術的なコンサルティングは過去にもそれなりにやってきましたし今後もやると思いますが、ここでの焦点はそういうものではありません。
当社が行っているような(自分たちが理想と考えている)働き方を、お客様でも実現出来るようにコンサルティングを行う
というものです。具体的な例をいくつか挙げると
- 働く時間・場所もバラバラで、多様性のあるメンバーからなるチームを作る
- そうしたチームで効率的な開発を行う
- 自由な働き方ができるように社内制度を整える
- 海外拠点を素早く立ち上げる
といった事をお客様ができるようにしていきます。
協業
当社が考える理想を実現するために、似たような方向性を持つ起業・団体等との協業も、今後積極的に進めていきたいと考えています。これに関しては無限の可能性があると思いますが、パッと思いつくだけでも
- 地方のコワーキングスペースや宿泊施設と提携し、地方でのワーケーション、あるいは地方への移住を促進する
- 地方の大学・専門学校・プログラミングスクールと連携し、そこの学生が卒業後も引き続きその地方に止まれるように、インターンや新卒を積極的に受け入れる
- 英会話スクールと提携し、日常会話や一般的なビジネス英語がある程度出来る人に対して、次のステップとして Moba Pro を提供する
- 海外進出をしたい(非 IT)企業と提携し、当社が DX やグローバル人材の教育を担う
- コンサルティング会社と協業し、自社の IT 化を行いたい顧客企業に対して、Toro(後述)を使った IT プロジェクトの推進・加速をコンサルティングする
など、色々挙げられます。
初心者 PM サポートサービス Toro
Toro は、実は結構前から開発を進めている自社サービスなのですが、途中に何度か中断したりしてまだ一般公開は出来ていないのですが、開発を加速させてなるべく早く一般公開したいと思っています。コンセプトとしては、
- PM としての経験が浅い人に対して
- AI によるコーチが、プロジェクト管理に関してやるべき事を助言する
- プロジェクトの規模・種別に応じたベストプラクティス
- プロジェクトの状況に応じたアクション
というものです。
今後、IT プロジェクトは増える事はあっても減る事は無いはずです。ソフトウェア開発者の需要は今後さらに高まっていくと思いますが、それ以上に IT プロジェクトの PM を出来る人材の需要も高まっていくと予想しています。大規模プロジェクトであれば知識・経験が豊富な PM が必要ですが、世の中の大半のプロジェクトは小規模です。そうした小規模プロジェクトであれば、経験が浅い PM でも Toro の力を借りる事で成功に導ける可能性が高くなると考えています。
以前、少しだけブログ記事で触れた事がありますね。
個人向けサービス
IT エンジニア専用英語学習サービス Moba Pro IT English
本サービスは昨年ようやく一般公開しました。
Moba Pro IT English | ITエンジニア専用のオンライン英会話スクール・モバプロ
世の中の殆どの英会話スクールでは、ビジネス英語は教えてくれてもソフトウェア開発の現場で使えるような英語は教えてくれません。ソフトウェア開発の現場では、名刺交換や自己紹介、プレゼン、見積もりや価格交渉などといった事は殆ど行いません。モバプロでは、ソフトウェア開発の現場で必要な英語を最短で身につけられるようになっています。
前述の通り今後は IT のプロジェクトは増えていきますし、そうしたプロジェクトで海外の会社と英語でやり取り出来れば、出来る事・選択肢が大きく広がります。また、個人として海外に移住する人も増えてくると思いますが、そうした中で IT の知識がある+IT 英語が話せるというのは、仕事・ビザの面で有利になります。
(個人向けサービスとしての) Toro
企業向けサービスのところで紹介した Toro ですが、個人が PM としての能力を向上させる事により、結果としてその人が自由な働き方を出来るようになる、という意味で個人向けという側面もあります。
そもそも、個人が自由な働き方を出来る条件とは何でしょうか。私は主に以下の2点だと考えます。
- 仕事自体の条件: 時間、場所の制約が少ない
- 例: PM やソフトウェア開発者とか
- 反対の例: 接客業とか
- 需要と供給の関係: 需要の高い人の方が自由な働き方を選びやすい
従って、能力の高い(≒需要の高い)PM であれば、働く場所・時間を自由に選べるようになる可能性が高いはずです。
また、最近は個人でも副業、週末起業などが簡単に始められるようになっており、やりたい事とちょっとした実行力とわずかな資金さえあれば、誰でも大抵の事は始められると思います。そして、現代ではほぼ全ての事業で IT が必須ですので、IT プロジェクトをうまく進められる人はそうで無い人に比べて、事業に成功する確率が高いはずです。よって、個人で事業を始める場合にも Toro を活用してもらいたいと思っています。
まとめ
もばらぶは創業から10年が経ちました。次の10年は、「働く場所・時間帯を、働く人が自由に選べるような社会にする」ためのサービスを提供する事に力を入れていきたいと考えています。
その実現のためにも優秀なメンバーを随時募集中ですので、ご興味のある方は是非以下のフォームよりご応募頂ければと思います。ちょっと話を聞いてみたい、という程度でも構いませんので、よろしくお願いいたします。
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