以前、当ブログで海外法人を設立した話を書きました。

もばらぶの企業理念は、「働く場所・時間帯を、働く人が自由に選べるような社会にする」こと。自由な働き方を実現するため、マレーシアに海外法人を設立しました。

もばらぶがマレーシアに拠点を置いた主な理由は、以下の3つです。

  • もばらぶの従業員に向け、海外の移住先を確保できる
  • 今後、管理業務を集約化し、グループ全体の効率化を図る
  • 会社のグローバル化と多様化を促進する

治安がよく、住環境が整ったマレーシアなら、開発に専念できる環境が整っています。もばらぶは海外拠点を設立したことで、法人経由で就労ビザを申請できるようになりました。つまり、「安全・快適な海外移住」と「日本国内外を自由に行き来できる環境」の用意が可能になったのです。また、弊社独自の英語教育サービスも利用可能ですので、業務・日常会話の心配も解消できます。

マレーシアオフィスの設立を通して、「新たな働き方」を社会に提案できればと思っています。

日本人も親しみやすいマレーシアの文化

親日国としても有名なマレーシアは、日本人にとって過ごしやすい環境といえるでしょう。親しみやすい理由として、以下の2つが挙げられます。

  1. 共通語が英語なので会話しやすい
  2. 外食文化が盛んで食事に飽きない

日本人差別が少ない上、日常生活なら片言の英語でも通じるケースもあります。飲食店でもやりとりしやすいため、屋台やショッピングモールのフードコートで外食を楽しむ日本人も多く見られます。日本人が多く滞在するエリアでは和食も充実しており、日本食が恋しくなったときも安心です。

移住先をマレーシアにするメリット

移住先をマレーシアにする主なメリットは、以下の3つです。

  1. アジア諸国の中でも治安がよい
  2. 物価が安い
  3. 今と同じ家賃で豪華な自宅に住めるケースもある

基本的に物価が安いので、日本製にこだわらなければ生活費を抑えられます。そのほか、家賃に対する物件の広さ・豪華さにも注目です。たとえば、新宿区の単身者向けマンションの場合、ワンルームで約10万円の家賃が相場です。住む場所にもよりますが、マレーシアで月10万円の家賃の物件を調べると、3LDK〜4LDKほどの広さがある部屋を借りられます。家具・家電付きの物件や、サウナ・ジム・プール・ラウンジ付きの豪華な高級マンションに住むことも可能です。

移住先をマレーシアにするデメリット

マレーシアは年間を通して高温多湿で、降水量の多い熱帯雨林気候です。移住先として人気のマレーシアですが、以下のようなデメリットも存在します。

  • 高温多湿なために虫やネズミが多い
  • 日本食や酒類が割高な傾向にある
  • トイレの使い方が日本と違う
  • 断水が多い

特に衝撃的なのが、トイレの使い方ではないでしょうか。場所にもよりますが、トイレットペーパーの代わりに付属のシャワーで流すトイレが存在するのです。トイレットペーパーを使用するトイレもありますが、付属のシャワーのみの場合もあります。トイレの使い方が気になる人は、設備が整っているホテル・空港・ショッピングモールなどがおすすめです。

マレーシアが合う人の特徴

マレーシアが合いやすい人の特徴をまとめてみました。

  • 日本製であることに強いこだわりがない
  • 現地で日本と同じサービスレベルを求めない
  • 信仰や考えの違いを尊重できる

マレーシアの物価は安いものの、日本製の商品は値段が高い傾向にあります。こだわり過ぎると生活費を圧迫してしまい「こんなはずではなかった」とギャップを感じてしまうこともあるでしょう。
また、マレーシア人は基本的におおらかな人が多いのが特徴です。コンビニの定休日もあれば、電車が遅れくることも日常茶飯事なので、現地のゆったりした雰囲気を受け入れられるかどうかもポイントです。

移住前に準備しておくべきこと4つ

ここからは「移住前に準備しておくべきこと4つ」を紹介します。

  • 税金の免除申請を済ませておく(健康保険料・住民税・年金など)
  • 移住前に歯の治療を終わらせておく(現地は治療費が高いため)
  • 汚れが目立ちにくい服を用意しておく(現地の水道水が若干濁っているため)
  • イスラム教のルールやマナーを調べておく

多宗教国家とも呼ばれるマレーシアですが、人口の半数以上はイスラム教を信仰しています。イスラム教の特徴といえば「豚肉を食べない」「握手や食事は右手で行う」「人差し指で人・場所・モノを差さない」「お祈りの時間や断食・禁煙の時期がある」などが挙げられます。現地で生活する以上、彼らの信仰を尊重するように心掛けるとトラブルを回避できるでしょう。

海外移住を当たり前の時代に(まとめ)

ここまで、マレーシアの文化や移住のメリット・デメリットを紹介しました。文化の違いはあるものの、物価の安さや豪華な住環境はやはり憧れてしまいますね。同じ家賃を支払うなら、マレーシアでゆとりのある生活を楽しんでみませんか?
「働く場所や時間帯に縛られない働き方」に興味のある方は、お気軽にお問合わせください。
採用情報 | 株式会社もばらぶ (mobalab.net)