4/4(木)に海外で働くことを目指す弊社運営コミュニティMo-Madoで、2名のゲストスピーカーを招いた座談会を開催しました。今回は、海外在住(予定)メンバーに、海外移住を実現するまでの経緯や海外からの働き方についての体験談を話していただき、普段なかなか聞くことのできない海外在住(予定)メンバーのリアルな声を聞くことができました。

Mo-Madoに関してはこちらの記事をご参照ください。

ゲストスピーカー プロフィール

  • 藤原さん
    • 26歳のときにJICA青年海外協力隊としてナミビアに派遣される
    • その後、イギリス、カメルーン、ヨルダン、ガボンで国際開発・人道支援の仕事を経験
    • 結婚を機に海外を飛び回る奥様に帯同できる働き方を模索する中、弊社株式会社もばらぶでフルリモートのソフトウェアエンジニアとして働き始める
    • フィジー在住
  • 山﨑さん
    • 新卒で携帯電話会社に入社後、5年勤めた後にアメリカへ留学
    • その後、英語を使う仕事をいろいろと経験しながら、30歳でWebディレクター専門学校に入学
    • 32歳で日本語教師の資格を取得(今後英語だけでは足りない為、+@のスキルとして)
    • その後、広告代理店10年、コンサル会社(現職)で6年
    • 今年の夏から、2人のお子さんの教育の選択肢拡大のためマレーシアで親子留学予定

海外移住を決めたきっかけ

藤原さんがフィジーに腰を落ち着けるきっかけとなったのは、奥様のフィジーへの派遣。藤原さんはガボン、奥様はザンビアで別々の国で働いていたときに、奥様のフィジーへの派遣の話があがったそうです。フィジーに対して良いイメージを持っていたこともあり、その後とんとん拍子でフィジーへの移住が決まったとのことです。

一方、山﨑さんは、夏からマレーシアに2人のお子さんと親子留学予定です。お子さんにもっと選択肢を与えたい、ということでマレーシアへの親子留学を決意されたそうです。お子さんの英語習得自体が目的というよりかは「世界にはいろいろな人がいて、たくさんの選択肢があるということを学んでほしい」と多様性の面でマレーシアを第一の移住先に選んだと話します。

海外移住時に英語力は必要?

英語力について、藤原さんは「JICA青年海外協力隊としてはじめて海外に長期滞在したときは、伝えたいことをうまく伝えられないこともあった」と話します。そんな藤原さんですが、海外移住前は、日本にいながらシェアハウスに住んだりして、外国人と交流する機会を持ちながら英語力を鍛えてきたとのことで、その行動力には驚かされました。海外生活をある程度経験した現在は、公用語が英語で、ほとんどの人が英語を話すフィジーで、コミュニケーションに困ることはない、とのことです。

一方、親子留学の場合、移住前から子供の英語力に何の問題もない、というケースは稀かと思います。山﨑さんのお子さんは3、4歳から英会話教室に通っているそうですが、「日本ではアウトプットの機会が圧倒的に少なく、マレーシア渡航後、最初はかなり苦労すると思う」と話します。そういった言葉の壁を乗り越えて、より広い世界でたくましく育ってほしい、という山﨑さんの親心が垣間見えました。

英語力がかなり高い方でも、海外移住後最初のうちは言葉の壁を感じる場合が大半です。英語だけがネックになって海外移住を踏みとどまっている方は、日本での英語習得には事前に区切りを設定して、そこから先は現地で生活しながら英語を習得していこう、という思い切りの良さも必要かもしれません。

海外での働き方

フィジーと日本の時差は3時間。フィジーから日本在住メンバーやクライアント様と仕事をする藤原さんは「日本からの連絡が来ない午前中に特に仕事に集中できる」と話します。また、家から仕事ができるので、家族との時間が多く取れる現在の働き方がすごく気に入っているとのことです。

マレーシアへ移住予定の山﨑さんも、お子さんが生活に慣れ始めたら、仕事の再開を考えているとのことです。マレーシアと日本の時差は1時間しかなく、日本とのコミュニケーションが取りやすいという点も、マレーシアを移住先として決定した重要な要素だったと話します。

もばらぶのコアタイムは日本時間12~14時、時差のある海外メンバーが参加するミーティングも、朝早く、または夜遅くに設定することは基本的にありません。そのため、時間帯が日本と真逆になるような国を除いて、時差による働きにくさが生じないよう工夫されています。

Mo-Madoで憧れの海外移住を叶える

今回は、職種もライフステージも異なるお二人がどのように海外移住、そして海外で働くことを実現した(している)のか、お二人の体験談を深堀しました。英語や仕事、家庭がある等の理由でハードルが高く感じられる海外移住ですが、すでに実現している人の前例を知ることで、より自分事として考えられると思います。また、経験者にちょっとした悩みや困りごとを相談できることで、実現可能性はぐんと高くなります。

Mo-Madoは藤原さんや山﨑さんのような海外移住経験者と情報交換できる非常に貴重な場所です。憧れの海外生活を実現したい方、Mo-Madoで経験者にお話を聞いてみませんか?(参加無料のSlackコミュニティです)
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