オンライン飲み会が一部の人の間で微妙に広がりつつあるようです。パソコンの前で仕事をするエンジニアとの親和性も高いせいか、知り合いのエンジニアでも「やったことがある」という人が結構いるようです。
ということで弊社でもやってみました。概要は以下の通り。
- 参加者: フルタイムの開発メンバー3人+私の計4人
- 海外在住が2名
- 時間: 22:00〜24:30頃
良かった点
スケジュールが柔軟に組める
まず、スケジュールに柔軟性を持たせられるのが良かったです。通常の飲み会だと19時とか遅くとも20時にスタートしないといけないですが、今回は22時スタートにしました。というのも、その日は妻が別の飲み会で家におらず、私が子供を風呂に入れたり寝かしたりする必要があったからです。
また、途中参加もしやすかったです。その日の夜にたまたま緊急で対応しなければいけない作業などが発生したので、私自身の参加は30分くらい遅れたのですが、その間(集中力を要しないメール返信などの間のみ)、オンライン飲み会のチャットウィンドウを開いたままにしてたので、どんな話をしていたのかがある程度把握出来て、参加後にすんなり話には入れました。
遠距離の人とも楽しめる
今回の参加者の2名は海外在住でした。その2人とは、たまに日本に帰国した時に会ったりすることはあるものの、あまり飲みに行く機会はなかったのですが、今回彼らと一緒に飲んで話が出来たのは良かったです。
移動がなくて楽
飲み会で嫌なのが、帰りに酔っ払い満載の電車に乗る事ですが、オンライン飲み会であれば、終わったらパソコンを閉じて、ゴミを片付けてすぐ寝る事が出来ます。
お店の予約が不要
お店の選定、予約の電話、突然のキャンセルで人数変更の電話、といった諸々が不要です。お店を選んだりするのが好きな人とかもいますが、少なくとも私はあまり好きではありません。
全員が同じ話題に参加する
これは良し悪しですが、例えば、4人でオフラインの飲み会だと、2人ずつに分かれて別々の話をする事も結構あると思いますが、オンラインではそれは不可能なので(別々のチャットルームにすれば出来ますが)、4人が同じ話題で盛り上がれるので一体感がある気がします。
良くなかった点
「特別感」があまりない
普段は食べない料理を楽しんだり、蝿を狙った写真を撮ったりってのがしづらいのが一番の欠点でしょうか。飲み物も、事前にどっかで珍しいものでも調達してくれば別ですが、私は近くのスーパーで調達したビール、缶チューハイで、つまみもスーパーの惣菜でした。
大人数は無理
使うソフト・サービス、ネット回線にもよりますが、参加者はせいぜい4人くらいにとどめておく方が良いと思います。
ただ、オフラインの飲み会でも、あまり人数が多いと結局複数のグループに分かれるだけで、個人的にはオフラインでも少人数の飲み会しかしないため、あまりデメリットとは感じませんでした。
物理的な接触は出来ない
当たり前の事ですが、オンライン飲み会では他人と物理的に接触する事はできません。合コンで肉食系の人がお気に入りの相手に積極的にタッチしていったりとか、はたまたセクハラ行為なども出来ませんので、そういうのがしたい人はオフライン飲み会をオススメします。(というかセクハラはやめましょう。)
オンライン飲み会活用法を考える
以上のようなメリット・デメリットのあるオンライン飲み会ですが、どんなシーンで利用できるのか少し考えてみました。
リモートワーク主体のチーム内飲み会
弊社が今回やったように、リモートワーク主体のチームの場合、チームメンバーと食事したり飲みに行ったりという機会が限られますので、たまにオンライン飲み会をするのも良いかもしれません。
子育て世代の親同士の飲み会
我が家がまさにそうなのですが、子供が小さいと飲み会の予定を調整するのとかが面倒です。
オンライン飲み会であれば、子供が起きている時間帯は子供の面倒を見る合間に参加したり、子供を画面の前に連れてきてチヤホヤしてもらったり出来ますし、今回みたいに子供が寝た後の時間に開始する事も出来ます。
予約が取れない時期の飲み会
忘年会・新年会シーズンや、3月4月の歓送迎会シーズンは、居酒屋の予約が取りづらく、幹事にとっては憂鬱以外の何者でもありません。オンライン飲み会であれば予約不要なので、問題解決ですね。
まとめ
今回、試験的に社内メンバーでオンライン飲み会を実施してみました。通常のオフライン飲み会とは異なる点もありますが、それほど違和感なく終える事が出来ました。
今後も、たまーに実施してみようと思います。この記事をご覧の方も是非試してみて、感想などをコメントしていただければと思います。
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