大学生からインタビューの依頼メールが来た

つい先日、ホームページ経由で大学生の方からお問い合わせのメールが来ました。

日本大学法学部の臼井ゼミナールに所属している学部生の方だったのですが、ゼミの学生数人でクラウドソーシングに関する研究を行っているので、海外のクラウドソーシングサイトを使って発注している企業として、弊社にインタビューをしたいとの事でした。

特に仕事につながる話とかではありませんが、未来ある若者の勉学の手伝いをする事は、社会人として半ば義務みたいなものだろうと思いますし、インタビューは Skype でも構わないとの事だったのでインタビューを受けることにしました。

内容は、海外のクラウドソーシングに関して

事前にメールでトピックなどを送って頂いたのですが、

  • 日本と海外のクラウドソーシングの違い
  • クラウドソーシングを用いて海外に発注する際の注意点

などについて質問を受けました。

それに関しての回答内容を中心に、簡単に私の意見を述べておきます。

  • 海外のサービスのほうが規模が多く、登録者数の母数が多いため、
    • 同じ金額であれば、(しっかり時間をかければ)国内に比べて質が高い人が見つかる
      • 上の内容と表裏一体ですが、スキルにばらつきがあるため、選別が大変
    • ニッチな技術でも対応が出来る可能性が高い
  • 文化・言語の違いはあるが、以下を気をつける事で、問題の発生を減らすことは可能
    • なるべく平易な言い回しをする
    • こまめに、確認・フィードバックを行う
  • 海外の相手に対する法的措置などは、手間・金額などを考えると現実的ではないので、個人情報やセンシティブな営業情報などは渡さないなど、リスクを減らす取り組みが必要

海外クラウドソーシングの活用事例は少ない

その学生の方は、国内のクラウドソーシングを使っている企業にもインタビューをしていて、そっちは比較的数が集まっているものの、海外のクラウドソーシングを使っている企業はなかなか見つからずに困っているとの事でした。

周りを見渡してみても、CrowdWorks や Lancers を使っている企業は沢山知っていますが、Upwork や Freelancer.com を使っている会社は聞いたことがありません。

ただ、需要は確実にあると思うので、人数が集まればハンズオン形式のセミナーとかをやってもいいかなと思っています。以前少し書いたので、ご興味のある方は以下をご参照下さい。

Upworkの使い方に関するハンズオンセミナー – もばらぶん

今後

今後も引き続き、必要に応じて国内・海外のクラウドソーシングと、普段からお仕事をしているフリーランスの方を適材適所で使い分けて、業務の効率をさらに上げていこうと思います。