いつの間にやら、会社設立してそろそろ2年が経ちます。確か、2013年6月頭に設立したと思うので、あと3ヶ月位。決算期は4月末なので、2期目が終わるという意味では、あと2ヶ月弱です。

チームメンバー

去年の後半から、フルタイムの開発者が1人加わってくれて、その後パートタイムで1人さらに加わってくれました。また、パートナーという形で、フリーの開発者が2〜3名手伝ってくれるようになり、来期はようやく会社らしくなるんじゃないかなと思っています。

採用は、やはり人づてで、というか、お金がない零細企業にはそれくらいしか出来ないです。比較的恵まれていた点として、私自身がエンジニアなので、比較的エンジニアの知り合いが多く、色々な人と話して方向性が合う人を選ぶことが出来たという点です。

今年は、あと1人くらいフルタイム開発者を増やしたいと思っていますが、それもいい人がいれば、という位で、何が何でももう1人増やそうというのはありません。

IT企業、特に零細企業は、景気の動向にも左右されるので、今現在の比較的好景気な状況にいい気になって、後で痛い目を見たくないというのもあります。

業務の移り変わり

業務支援から受託開発へ

設立直後は、他社のオフィスに行って開発を手伝うという仕事が半分くらいを占めていて、実際に週の3日は別の会社(2社)に行って作業していました。残りの日で受託開発をしたり、趣味でプログラムを書いたりしていました。

1期目(〜2014/4)は、結構受託開発の仕事が多く入ってきて、予想外に利益も出てきてキャッシュ・フローに余裕が出てきたため、他社に行く仕事を減らす事にしました。

結果、1社の仕事は2014年11月で終わらせることにし、もう1社も自宅作業をメインにさせて頂くことになりました。

それにより、少し時間的に余裕ができたため、受託開発の比率を増やすことにしました。そのタイミングで、最初の開発者に加わってもらうことになり、また、幸いなことに、案件の声をかけて頂く事も多くなりました。

受託開発とサービス開発

以前にも少しブログで触れましたが、実は、一昨年の終わりから、自社で新規サービスを作ろうと動き始めています。アドバイザーの方と当時一緒にやろうとしていたパートナーの方とで、とりあえずの方向性が決まったのが2014年の春頃。

その後、開発を進めようとしたものの、自分自身の仕事が忙しくなったり、パートナーの方が転職してしまい、プロジェクトも自然消滅みたいな状態になってしまいました。ただ、昨年末から、色々状況が好転してきて、ようやく開発がちゃんと進められるようになってきました。

現在はフルタイムとパートタイム、パートナーを含めて4〜5名開発者がいますが、3.5名を受託開発に、1.5名をサービス開発に分けています。2つとも関わるのは(基本的には)私1人です。

開発チーム向けのサービス

受託開発をしながら自社サービス開発をする、よく聞く話だと思いますが、なかなか思うように進まないケースが多いように思えます。そうした状況を知りつつ、なぜそのような形でやることにしたのか。

1番の理由は、同様のことをしている他社と同じで、単純なお金の問題です。まだサービスのプロトタイプも出来ていなく、プレゼン(私はそれほどプレゼンが上手ではありません)やチームメンバーの過去の経歴だけで投資を受けられるようなチームでもないため、まずは会社を存続させる必要があります。

2番めの理由が他社と違うところですが、今作っているのは開発チームの作業効率を上げる為のサービスで、対象顧客はソフトウエア開発等のIT企業です。自社の受託開発チームを仮想顧客としてサービス開発を行うことで、実際にニーズがあるサービスを作れると考えています。また、受託開発チームも、その新サービスの導入やプロセス改善による作業効率の向上で利益率も向上するという相乗効果を見込んでいます。

このメリットが、小さいチームを2分割して戦力が分散するデメリットを上回ると考えています。

今後

今後の予定ですが、3月中にプライベートベータ可能な状態にして、来期の頭(5月)からはベータ版として公開できれば良いと考えています。

随時、ブログで情報を上げていこうと思いますので、よろしくお願いします。