お陰様で人が少し増えました
以前、エンジニアの採用情報のエントリーを書いてから、5ヶ月くらい経ちましたが、おかげさまでその間に以下のようなメンバーを採用・新規契約することが出来ました。
- エンジニアYKさん: フルタイム(海外在住、業務委託契約)
- エンジニアIMさん: フルタイム(正社員)
- エンジニアTKさん: パートタイム(ほぼ弊社専属、業務委託契約)
- エンジニアTKさん(イニシャル一緒ですが別人です): パートタイム(海外在住、業務委託契約)
また、経験はまだ浅いですが意欲のあるデザイナーの方も紹介していただき、デザイン業務も徐々に内部で回せるようになってきました。
採用の基準
採用関連のページにも少し書いてありますが、弊社として一緒に仕事をしたいと思う方の基準を、改めて整理して記載します。(正社員・業務委託契約に関わらない話です。)
- 仕事への熱意、弊社に対する興味
- 変化へ対応できる
- 真面目さ・素直さ
- スキル
熱意・興味
まず最初の項目ですが、開発なりデザインなり、自分がやっている仕事が好きというのが一番大事だと思います。かつ弊社についても興味を持ってくれる方だと良いです。(そもそも、弊社に興味の無い方は応募してこないと思いますが。)
性格・マインド
2番目ですが、動きの速い今の世の中、仕事のやり方・内容もどんどん変化していきます。そうした変化を嫌がらず適応できる、あるいは自らどんどん変革を起こせる人というのが、今後必要になっていくと考えています。
3番目と4番目ですが、真面目に仕事に取り組んで、素直に人のアドバイスを聞ける人の方が、現段階のスキルはそれほど高くなくても成長が速いと思うので、現状のスキルよりはそうした性格面の方が重要では無いかと思います。(年を取ると素直さが無くなってくるので、自戒の意味も込めていますが。)
スキルもあれば尚良し
もちろん、現状のスキルが高ければ、それはそれですぐに仕事に活かせますので、現状のスキルもある程度は見ています。
ただ、どちらかというと、1〜3は一緒に仕事をしたいかどうかという判断基準になるのに対して、4番目は報酬を決定する際の基準になるので、そういう意味では1〜3を重視していると言えます。
いい人がいれば、仕事を作ってでも採用
弊社がどういうタイミングで人を採っているかというと、基本的には、良い人がいて条件面でも合致する場合には、その時点でお願いできる優先度の高いタスクがなくても、なるべく採用するようにしています。
もちろん、優秀な人を採用しても仕事が全く無ければ、すぐに辞めてしまうと思いますが、そのような事は今のところ起こっていません。その理由についていくつか書いてみます。
世間の流れとして、人手不足
政治や経済のブログではありませんのでこの話題については深く掘り下げませんが、安倍政権になってから景気が改善したというのは、安倍政権に批判的な方でも否定するのが難しい事実だと思います。また、日本全体として人口減少という長期的トレンドがあるので、人手不足というのはどこの業界でも一般的な状況かと思います。
そのため、弊社のような零細企業でも、システム・アプリ開発の引き合いを十分すぎるほど頂いています。
自社サービス開発のタスクがある
弊社では、自社で必要な・使いたいと思うサービスを自社で開発しています。(いわゆるドッグフーディングです。)
現状では、やりたい事が山ほどあるものの人員不足であまり手が回っていないので、新しいメンバーが入って人員的に余裕が出てきたら、徐々にサービス開発にも時間を割いていこうと思っています。そのため、「やる仕事がない」という事態は基本的には発生しません。
チーム作りの大まかな方針
採用の基準は上に示した通りですが、ここでは、優秀なメンバーが集まった後で、どうやってチームを作って開発を進めているのかについて書いていきます。
弊社では、他社と比べて以下のような違いがあるため、チームビルディングにもひと工夫必要だと思っています。
- フルタイムのメンバーは少なく、パートタイムのフリーランスの方が中心
- パートタイムの方は、別プロジェクトの忙しさに引きずられる
- 全員遠隔勤務
- まだまだ小さい会社なので、仕事量に波がある
核となる人を決める
当たり前の事かもしれませんが、プロジェクト毎に核となる人を決めています。基本的にはフルタイムの人に担当してもらいますが、パートタイムの方でも、本業に波があまりなく、ある程度実績のある方の場合は、その役割を担当してもらう事もあります。
バランスを重視
こちらも当然の話ではあるのですが、バランス良いチーム作りを心がけています。野球で4番バッターだけ集めても仕方ないのと同じです。
「バランス」に関しては、以下のような点でのバランスを考慮しています。全てが考慮できるとは限りませんが。
- スキル
- フロントエンド、バックエンド、インフラ、プロジェクト管理 etc.
- 理由: 弱い部分を補えるとともに、他人の得意な部分から学ぶ点が多いので
- 性格・仕事の進め方
- 新しい事に率先して取り組む vs. 慎重
- スピード重視 vs. スピードを若干犠牲にしても、細かい仕上げにこだわる
- etc.
- 年齢・経験
- 理由: 多様な意見が出る可能性が高まるので
- 稼働時間帯
- 昼間に対応出来る人、夜に対応出来る人
- 理由: 何かあったときにすぐ対応出来るように
- 希望勤務時間数
- フルタイム、パートタイム(がっつり働きたい or ほどほど)
- 理由: タスクが少ない時には、沢山働きたい人を優先できるように
多めに人数を割り当てる
通常のフルタイムの人だけのチームでも、体調不良で一時的に人が抜けたり、転職で人が減ったりという事があり得ますが、弊社の場合はそれに加えて、他でやっているプロジェクトが忙しくなる、というパートタイムの方特有の問題点もあります。
そうした問題点に対処するため、プロジェクトには人数を多めに割り当てるようにしています。例えば、プロジェクトAとBに3人ずつ人が必要であれば、全部で7人のメンバーを確保し、
- A、B専任で2人ずつ
- A、B兼任で3人
というような形で割り当て、結果的にA, Bに3.5人ずつ人がいるようにします。
こういう形であれば、1人抜けてもそれほど大きな問題は起きませんし、仮に2人抜けた場合でも、稼働時間を増やせる人が増やすことで何とか対応可能だと思います。
まとめ
弊社では、新しい働き方で働いてみたい、熱意のある優秀な人材を常に求めています。また、優秀なメンバーを一つのチームとしてまとめて成果を出すために、常に工夫しつつ業務を進めています。
本記事では、採用に対する考え方と弊社でのチームビルディングの方法に関して簡単に説明しました。常により良いものにしていきたいので、「うちではこうしてるよ」等のご意見も随時募集しております。
何かあれば、本投稿のコメント欄か、以下のお問い合わせページよりお願いいたします。
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