弊社では、業務の半分くらいが受託開発です。受託開発を行う会社が世の中に数多あるなかで、お客様が弊社のような零細企業を選んで頂くのにはいくつかの理由があるようです。主なものを以下に挙げます。
- 納期がきつい急ぎの案件でも、何とか対応してくれる
- 自社にノウハウがあまり無いが、他の会社に外注に出すには規模の小さいもの
今回は、1つ目の点についてもう少し詳しく書いてみます。
急ぎの案件の特急対応
納期が厳しくても、極力受けている
声をかけて頂く案件には、結構急ぎのものも少なくありません。
- 週末にはサイトを公開したい
- サイトを2ヶ月後に新サーバーに移行するけど、新サーバーでは今使っているフレームワーク(言語)が使えないので、別のフレームワークで開発し直して欲しい
- 別の会社で開発したシステムに脆弱性があるようなので、2週間以内に調査して修正して欲しい
こういった案件は、他社だとリスクを嫌ってお断りするケースも多いかと思いますが、弊社では可能な限り受けるようにしています。
なぜ対応が可能か
そうした案件をなぜ対応可能かというと、いくつかの理由が考えられます。
- 技術力の高い開発者が多い
- 時間に融通のきく開発者が多い
1つ目ですが、弊社では外部のフリーランスや副業の会社員の開発者と仕事をすることが殆どなのですが、技術の高い開発者が多いため、難易度の高い案件でもそれなりにこなすことが出来ます。
2点目ですが、いくら技術が高くても、実際問題としてリソースが足りなければ対応出来ないかと思います。弊社がお仕事をしているフリーランスや副業の会社員の場合、
- 短納期でも高単価であれば、スケジュールを調整してくれるフリーランス
- 基本的には普通の会社員で、弊社から依頼した仕事を主にやってくれる会社員
- 生活のために副業せざるを得ない、という訳ではない
といった方が多くいらっしゃるので、急ぎの案件でも比較的対応可能になっています。
価格競争に走らない
納期がきつい案件の特急対応の場合は、それなりの金額を頂いております。それでも対応して欲しいというお客様が一定数いらっしゃるからです。
もちろん、お客様に納得感のある金額を出すように努めてますし、使われなさそうな機能であれば機能を削ったり簡素化して金額を抑える提案などもしていますが、単純な価格競争に走らないように気をつけています。
結果として、零細企業としてはそれなりの金額を頂けているのではないかと考えています。
まとめ
受託開発のようなコモディティ化している業務の場合、金額競争になりがちですが、零細企業でも工夫をすれば、価格以外のメリットを出せると思います。
次回は、金額の小さい案件に関しても少し書きます。
追記:書きました。
3 Pingbacks