先日、B Corporation (以下、B Corp)について書きましたが、B Corp になるために必要な B Impact Assessment を受けてみたので、それに関する報告です。B Corp に関してのエントリは以下を参照。

B Corporation – もばらぶん

合格点を大幅に下回った

B Impact Assessment はオンラインで受けられる、基本的には選択式のアンケートのようなものです。80点以上を取ると次のステップに進めます。

まずは結果からですが、約30点でした。ちなみに、同じ規模の会社の平均点は約40点との事でした。

答えづらい質問が多かった

アセスメントの最初で、会社の規模・業種などを聞かれて、それに応じてその後の質問内容が若干変わるのですが、それでも、質問内容は割と普通の業態の会社を想定しているものが多く、弊社のような、フルタイム正社員ゼロ、オフィスなし、リモート勤務メインの会社にとっては回答しづらいものも多かったです。

例えば、前会計年度の電力使用量のうち、再生可能エネルギーの割合、あるいは、その前年に比べて再生可能エネルギーの割合がどの程度増えたか、といった質問項目があります。

普通に回答すると、弊社にはオフィスが無いため回答無しになりますし、仮に自宅の仕事部屋をオフィスとみなして回答したとしても、日本では電力会社の選択肢が少ないため、それらの質問で点数を得ることが出来ません。

また、多様性に関する質問で、取締役に女性やマイノリティなどがいるかどうかもポイントになるのですが、日本の中小企業では取締役会の設置は義務づけられておらず、取締役は代表取締役1人のみ、という会社も多いと思いますし、実際に弊社でもそういう形態のため、それらの質問には答えづらかったです。

改善できる項目もあった

とは言え、改善できそうな項目も色々ありましたので、まずは出来る範囲から改善していこうと思います。具体的には

  • 利益の一部寄付
  • プロボノ、ボランティア等、コミュニティへの貢献

などをやっていこうと思います。

今後も継続します

随時改善していき、その結果を引き続き本ブログに書いていきます。