5月末に社内で初めてとなるオンラインランチ会を開催しました。開催に至ったきっかけは、社内の福利厚生制度をさらに充実させるために行ったメンバーへのアンケートでした。リモートワークという環境下で、プライベートと仕事の両立には柔軟に対応できる一方、社内にどんなメンバーがいるのかを知らない、物理的に一人で働くことにさみしさを感じる、という状況があることが分かりました。

そこで、そういったメンバーの声に応えると同時に、メンバー同士のコミュニケーションや懇親を更に促進したい、と考え、オンラインランチ会の開催に至りました。また、このオンラインランチ会は一度切りではなく、メンバーに積極的に活用してほしいため、会社の福利厚生制度※として、1人3,000円(暦月に1度)までランチ代を負担することとしました。
※福利厚生費としての計上には一定の条件があるため、税理士の先生に確認することをお勧めします

こういった経緯で開催したオンラインランチ会の初回には、5名のメンバーが参加しました。

オンラインランチ会での気づき

全員と顔を合わせたことがある、というメンバーは一人もいなかったということもあり、自己紹介やもばらぶへの入社経緯に関する話から会がスタートしました。ある程度規模の大きな企業や、その土地に根付いた地元色の強い企業であると、似たようなキャリアパスを歩んできた人を探すことは比較的簡単かと思います。当社の場合は、全員が中途採用であることに加え、リモートワークにより場所の制約がないことも相まって、経歴も入社経緯も全員様々で、組織の多様性を実感しました。

場所の制約がない、という点で言うと、居住地もばらばらであるため、その土地ならではの話(筆者安本の住む広島ではスーパーのお惣菜コーナーでもお好み焼きが売られており、お好み焼きのテイクアウトはかなり一般的です。私自身も頻繁にテイクアウトするのですが、やはり他の地域ではそこまで一般的でないようでした。)や、今回は海外在住メンバーも参加していたため、その国での生活など普段簡単に知り得ない話を聞くことができて、興味深かったです。

また、現時点、当社メンバーは全員リモートで勤務していますが、結婚や家業等プライベートに合わせた働き方を実現するために、リモートワークを活用している場合が多いようです。仕事に自分の生活を合わせるのではなく、自分の生活に仕事を合わせたくて、もばらぶを選んだメンバーが多いということは新たな気づきでした。

さらに、リモートという働き方の中で、体力維持や健康づくりに意識的に取り組んでいる(または課題意識を持っている)人が少なくないということも分かりました。日常的に運動をすることが習慣となっているメンバーもいれば、痩身エステのようなものに関心があるというメンバーもいました。オフィス出社の必要性がなくなると、最低限の運動をするにも、自らの意思をもって体を動かす必要があり、メンバーそれぞれの工夫が垣間見えました。

今後に向けて

リモートワークは完全無欠な働き方ではないので、不足部分は今回のオンラインランチ会制度導入のように、他の制度や方法で補うことで、メンバーにとって働きやすい環境を充実させていきたいです。今後は、今回実施したオンラインランチ会を皮切りに、社内のあちこちでオンラインランチ会が活発に開催され、メンバーにとってより風通しの良い環境が実現されることを期待したいと思います。

当社では、コロナウイルス流行前から長年にわたりリモートワークを取り入れた柔軟な働き方を推進してきました。プライベートに合わせた働き方を実現したい方、リモートワークの導入を検討されている企業様、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ – もばらぶん (mobalab.net)