常駐の仕事を請けました

背景

弊社には、「働く場所・時間帯を、働く人が自由に選べるような社会にする」という理念があり、我々が請けている仕事も、基本的には自宅等の遠隔から出来る形態のものがほとんどです。

ただ、今年の春に期が変わって以降、2ヶ月位は仕事が少ない状況が続いていて、「そろそろ何とかしないと」と思い始めていたところ、たまたま知り合いからお客様の所で常駐する形態の仕事を紹介してもらいました。

データ分析系を強化したい

お客様のところに行かなければいけない点は弊社の目指す方向と異なるのですが、業務内容的には今まで請けていた(強い)分野ではなく、今後強化していこうと考えていたデータ分析系の仕事だったの(と、条件的にも良さそうだったの)で、少し考えた末に請けることにしました。

自宅作業と異なる点

とはいえ、ここ数年、打ち合わせなどを除くと自宅での仕事が殆どだったため、色々と戸惑ったり困った点などがありました。以下に何点か挙げてみます。

服装

客先でのお仕事=スーツという訳ではないのですが、自宅と同じという訳にもいきません。

今回お世話になるお客様は、服装規定などは特に無いようですが、「ビジネスカジュアル的な格好の方が9割位で、残りはジーンズにポロシャツとか」という感じの話を伺っていました。という事で、しばらくはビジネスカジュアル的な格好が無難だろうと思いました。

ただ、しばらくそういうお仕事をしていなかったため、スーツやYシャツも、汚いのは捨てて、比較的綺麗なのも親の家の送ってしまっていたため、ユニクロでズボンとシャツを何点か買いました。ちなみに、値段の割に質が良くて満足しています。

通勤

一番の違いは通勤です。今回の職場は出退勤時間はそれほど厳格でなく、個人の裁量に任されているようですが、10時前後に出社される方が多いようなので、私も10時に行くことにしています。9時出社に比べると随分ラッシュも楽なのですが、それでも滅多に座れることはないので、最初の1週間は随分体力を消耗しました。

今では慣れてきたので、極力本を読んだりして有意義に過ごすようにしています。

昼食

自宅で仕事をしていると、昼ご飯は朝食の残りだったり、気が向いたら料理をしたり近くに食べに行ったしてたんですが、外での仕事は必ず外食になるなので、栄養が偏りがちになると思いました。事実、食事のバランスが良くないせいか、一度口内炎が出来たので、外食なりに食事のバランスを気をつけるようにしています。

他の会社を見ることのメリット

課題を肌で感じられる

弊社の理念は上述の通り「働く場所・時間帯を、働く人が自由に選べるような社会にする」というものですが、それを実現するために、

  • (リモート環境での)ソフトウェア開発をいかに簡単に・効率的に行うか
    • ソフトウェア開発会社だけでなく、ユーザー企業にとっても

というのが直近のテーマです。(理念→直近のテーマが飛躍しているように思えるかもしれませんが、実際はつながっています。これに関しては別途書こうと思います。)

他社での開発の状況・課題は、人から聞いたり、ネットの情報などである程度得られますが、今回のように他社の中に実際に入らせてもらうと、開発やプロジェクト進行の生の課題を肌で感じることが出来て、非常に有意義だと思います。

人との(少し強い)つながりが出来る

自宅で仕事をしていると、人とのつながりが希薄になってきて、仕事の依頼も、今までお付き合いのある会社様からの案件が多く占めるようになってくるため、弊社の業績もそうしたお客様の状況に左右されがちです。

人とのつながりの大切さは分かっているつもりなので、たまに技術系の勉強会に行ったりとかはしていたのですが、勉強会でちょっとだけ話をした人とは、なかなか強いつながりというのも出来にくいと感じていました。(同じ勉強会に何度も顔をだすようになると違うのですが。)

それに対して、実際に一緒に仕事をした人であれば、その人がどういう人なのか・どういう仕事ぶりをする人なのかもある程度分かるため、それなりに強いつながりになるんじゃないかと思っています。

まとめ

たまたまいいタイミングでお話を頂いたため、久しぶりにお客様のところに常駐する仕事をすることにしました。データ分析という、今後強化していきたい分野というのも良かったですが、外で働くこと自体のメリットも再認識出来たため、今後は、たまには外の仕事もしていこうと考えています。

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