(主な対象読者は現社員および今後入社を希望する方です。)

もばらぶでは年に2回賞与の時期があります。社員の1人から、賞与は出るのか、どういう時に出るのか、と聞かれたのですが、残念ながらまだ小さい会社のため明文化された評価基準などはありません。要は私のさじ加減で決まるのですが、とはいっても自分の中ではある程度基準があるため、それについて簡単に記載します。

給与と賞与の基準に関する基本的考え方

会社によって千差万別ではあると思いますが、もばらぶの場合、大雑把には以下の基準です。

  • 給与: 現時点での能力、今後の伸びしろなど、将来会社にどの程度貢献してくれそうか
  • 賞与: 対象期間(半年間)における成果

さらに雑にまとめるなら

  • 給与: 未来の貢献に対して評価
  • 賞与: 過去の貢献に対して評価

と言えるかもしれません。とはいえ、給与の評価基準である「現時点での能力」をどう測るかと言えば過去の実績から測る訳なので、そういう意味でも過去に仕事でどういう成果を出したかは重要です。

賞与の基準となる「成果」について

成果をどう測るか・評価するかというのも会社によって大きく異なる点です。

  • 単純に利益を見る
  • 目標とその達成度を比較する

などの方法が考えられますし、チーム単位で評価する場合もあれば個人単位の場合もあると思います。それらのメリット・デメリットなどは、ここでは触れません。

もばらぶの場合は、以下の通りです。

  • チーム単位での評価の割合が高い
    • 個人として成果を出していても、チームとしての成果が芳しくない場合、評価はそこまで高くならない
    • → チームを向上させられる人は評価が高くなる
  • 単純に利益金額で見ているわけでは無い
    • 投資段階のプロジェクトに関わる人が損しないように
  • 基本的には、完成させた仕事でないと成果にはならない

最後の点については、以前別のブログ記事で触れましたので、興味のある方はご参照ください。

給与の基準となる「能力」の評価について

給与の評価基準は「現時点での能力、今後の伸びしろなど」と書きました。少し人事制度に詳しい方であれば、「なるほど。職能給なんだな。」と思うかもしれません。

職能給を文字通り捉えた「職務遂行能力に応じた給与」という意味であればそうかもしれませんが、世間では「職能給=年功序列をベースとした給与」という考えの方が一般的なように見えます(※)。なので、そうした意味では職能給ではありません。

※: 本来はどちらの意味なのか、などは調べていないので分かりません。

もばらぶの場合は、以下のように考えています。

  • 現在の職種を遂行するのに必要な能力を評価する
    • 例えば、「Rails を使ったウェブアプリ」といったプロジェクト固有で必要な能力ではなく、「ソフトウエアエンジニア」という職種に必要な能力
    • 「アルゴリズムとデータ構造に関する知識・経験」のような割と汎用的な能力もあれば、「Rails の知識・経験」のような固有技術に関する能力も当然評価対象となる
  • 年齢とともに増加していくだけのものもあれば、そうでないものもある
    • 一度習得したら長い間使える知識・経験などは、年齢が増加するにつれて能力の評価値が増加していく
    • 固有の技術などは、新しいバージョンなども随時出るし、使われなくなっていく技術もあるため、新しい技術を勉強していかないと、能力の評価値が減少していく(★)
    • 会社に長くいる事によって、社内の対人関係などは向上しているはずなので、長く働いているというのもある程度評価の対象となる

なお、★で書いた理由もあり、技術の勉強は言語・フレームワーク・ミドルウェアなどの特定技術の勉強だけで無く、汎用性の高い知識の勉強も一緒にしておくと効率的かと思います。これに関しては、以下の記事でも触れています。

フリーランスの契約金額に対しての考え方は給与と大体同じ

余談ですが、フリーランスの契約金額はどのような考えなのでしょうか。基本的には給与と同じで、能力=スキルに応じて金額を決めています。ちなみに、以前定式化を試みた事があり、以下のような記事も書きましたが、現在はこうした形で決めているわけではありません

なお、フリーランスは

  • 以下の理由で、契約を更新しないという選択肢もとれる
    • 期待したほど能力が無い事が判明した
    • プロジェクトが無くなった
  • 企業側では、社会保険などの費用が不要

といった理由により、同じ能力の社員に比べると契約金額は高くなります。

まとめ: 今後変わるかも

本記事では、現時点での給与・賞与に関する評価基準を書きました。あくまで2023年12月時点での考え方なので、今後は変わっていく事も当然考えられます。また、会社の規模が大きくなれば、規則等として明文化していく事になると思います。

(人事評価関連の本は何冊か読みましたが、当たり前ながら正解はないので、なかなか難しいなという印象です。)

とまぁこんな会社なのですが、もばらぶで働くのに興味のある方は、以下のフォームからご連絡いただければと思います。(募集中職種のところをまだ更新できていませんが、セールスも募集しています。)

採用応募フォーム – もばらぶん