会社が出来て5年経ちましたが、先週、会社としては初めてプロジェクトの打ち上げをやりましたので、それについて書きます。

振り返りは大体いつもやっているが・・・

弊社では、開発プロジェクトが終わると、開発者だけで振り返りのミーティングをやります。

形式としては、オンラインでやることもありますし、オフラインで集まれるメンバーであれば、実際に会ってやることもあります。

内容としては、KPT に似たような感じでやってますが、自己流な部分もあるため、向上・改善が必要だと思ってます。(本題とは関係ないので、ここでは詳しくは触れません。)

オフラインで振り返りをやった後は、食事に行く事が多いので、それを打ち上げと呼べなくも無いのですが、あまり打ち上げ感はありませんでした。

オフライン6名、オンライン1名で初の打ち上げ

経緯

先月までやっていたとあるプロジェクトが、何とか終わりました。振り返りも先日実施したのですが、その時に打ち上げをやったら来るかどうか、という話になったところ、割と前向きな意見が多かったので、会社設立以来初めてのプロジェクト打ち上げ会を開催することにしました。

集まったメンバー

打ち上げの参加対象としては、プロジェクト終了時にプロジェクトに携わっていた人達です。プロジェクトを最後まで頑張った人達のための会なので、プロジェクト途中で離れた人は、今回は参加しませんでした。

実際に集まったメンバーとしては、

  • 東京近郊に住んでいるメンバー5名
  • 一時帰国中の海外メンバー1名

の6名で、上野の居酒屋に集合しました。

また、別の海外メンバー1名とも、途中ビデオチャットでつないで一緒に飲みました。

広島在住の別のメンバーも参加希望だったのですが、どうしても外せない事情があり、今回は参加出来ませんでした。

実際に会う回数は少ない

弊社は、基本的にはフルリモートで仕事をするため、直接会う機会は案外少ないです。私が各メンバーに今まで会った回数や仕事の経験を書いてみます。

  • IMさん(社員)
    • 会う回数は10回程度
    • とあるお客様のお仕事をしていた時に、フリーランスとして一緒のプロジェクトに関わっていた。そのお客様の仕事もリモートだったが、、その会社の飲み会などで仲良くなった
    • その後、弊社に就職
  • VEさん(パートタイム)
    • 会った回数は10回以上
    • 以前の職場の同僚だが、その時には殆ど絡み無し
    • 一緒に仕事をするようになって3年くらい
  • AYさん(パートタイム)
    • 会ったのは今回が2回目
    • 仕事は3年くらい、断続的に手伝ってくれている
  • CNさん(パートタイム)
    • 会ったのは初めて
    • 半年くらい、仕事を手伝ってくれている
  • GCさん(パートタイム)
    • 会ったのは初めて
    • 今回のプロジェクトで初めて一緒に仕事をする
  • YKさん(フルタイム)
    • 今回の打ち上げはリモート参加
    • 直接会ったのは1回だけ
    • 昨年末から一緒に仕事をしている
  • TMさん(パートタイム)
    • 今回は不参加
    • 直接会ったことは無し
    • 創業直後から一緒に仕事をしている

最初の2名は例外的に、直接会う回数が比較的多いですが、それ以外の人とはほとんど(or 全く)会う機会がありませんでした。

付き合いは長くても案外知らないことだらけ

さて、打ち上げが始まって、色々話していくうちに、お互いのことで知らないことが沢山あることに気づきました。

会ったことは無くても、プロジェクトの打ち合わせはオンラインで頻繁にやっているので、当然お互いの事は大体知ってるだろうと思ってたのですが意外に知らないものでした。

具体的には

  • 一時帰国中のGCさんが住んでいる国を知ってる人が少なかった
    • 海外在住というのも知らない人がいた
  • リモート参加のYKさんが海外在住というのを知らない人も結構いた
    • 「言われてみればいつも半袖ですよね」みたいな
  • 基本、他人が住んでいる場所は、ほとんど知らなかった
  • AYさんが、昼間は堅い業界のシステム開発をしている事を、殆ど誰も知らなかった
  • VEさんと私が以前同僚だったのは、あまりみんな知らなかった

という感じです。この手の話があまりに多かったので、途中で急遽自己紹介タイムを入れることになりました。

なかなか盛り上がりました

とまぁ、なんだかんだありましたが、会自体は盛り上がって、色々話も弾みました。

個人的には2次会にも行きたかったのですが、平日なのと終電が近い日とがいたので、23時前には解散となりました。

終わって思った事

仕事だけだと分からないことが結構多い

上の方で書いた通り、仕事で付き合いが長いのにお互い知らないことがかなりあったり、あるいは次の日に、性格が想像していたのと違った、みたいな事を言われたり、仕事だけだと分からないことが結構多いと実感しました。

なので、今回みたいに直接に会ってみるのも良いかなと思いました。

たまに、くらいがちょうど良いかも

とは言え、しょっちゅう飲みにけば良いかと言うと、そうは思いません。以下、そう思う理由をいくつか書きます。

参加しやすい人・そうで無い人で溝が出来る

1つ目は、参加しやすい人とそうで無い人に溝が出来てしまうかも、という点です。今回は事情で来られなかった広島のTMさんですが、今回はもし来るのであれば交通費は出す予定でした。ただ、仮に毎月とか毎週飲みに行くとしたら、毎回は交通費は出せないですし、そもそも時間がかかるので東京に来るのが大変ですし、自然と来る回数が少なくなり、頻繁に飲みに行く人との溝みたいなのが出来る可能性もあります。

世間でたまに話題になる、たばこを吸う人同士の「喫煙所ネットワーク」みたいなのと同じような問題があると思います。

集まるのがそこまで好きで無い人もいる

2つ目は1つ目と関連しますが、必ずしもみんながみんな、大人数で集まるのが好きとは限らないという点です。弊社はフリーランスの方がメインのため、通常の会社みたいに、「上司に飲みに誘われると断りづらい」みたいなのはあまり無いですが、とは言え、しょっちゅう開催すると「たまには出ないと」みたいな負担を感じる人が出てくるとも限りません。

ちなみに、今回も、なるべく強制感を出さないようにしたつもりです。

非公式な場に頼りすぎない

3つ目としては、オンラインでのコミュニケーションを一段高いレベルにしたいと考えている点が挙げられます。今回オフラインで初めて知った事実が色々ありましたが、こうしたもののうちのいくつかは、本来であれば日常業務の中で情報共有しておくべきものでした。

打ち上げ等の非公式な場が無くても、必要な情報はちゃんと伝わるよう、今後もオンラインのコミュニケーション方法をさらに改善していく必要があると感じました。

最後に

写真の1枚でも撮っておけば良かったのですが、盛り上がりすぎたせいか(?)忘れてしまいました。半年後くらいにまたやりたいです。

最後に宣伝です。

弊社では、ほぼ完全リモートワークの開発会社です。飲み会参加を強制されることも無いですし、そもそもたまにしか開催されないので、面倒な事はありません。

そんな会社で働いてみたいデザイナー・エンジニアを募集していますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ – もばらぶん