「週4正社員」のメリット
先日、たまたま以下の記事を見て興味深かったので、それに関連した話題を少し書いてみます。
「週4正社員」制度が人手不足対策の切り札に サービス残業前提の働き方への解決策にも | JBpress(日本ビジネスプレス)
まずはこの記事の概要を簡単に書くと
- 週4正社員の紹介
- そのメリット
- 課題もある
- 上手く活用すれば生産性向上につながる
という感じです。
この辺りの話題に興味がある方にとっては、知っている内容も多いかと思いますが、簡潔にまとまった記事だと思います。
記事に書かれているメリットに関して引用すると、働く側のメリットとしては以下のものが
- ワークライフバランスをとりやすい
- ムリなく長く働き続けられる
- 空いた時間を自己研鑽にあてられる
- (会社が認めれば)副業も可能
会社側のメリットとしては以下のものが挙げられていました。
- 優秀な人材が確保できる(採用に有利)
- 家庭の事情を抱える場合も長く働いてもらえる(離職率の低下)
- (時間制約を前提とした組織運営の工夫によって)生産性が向上する
この辺は、弊社としても概ね同意するところです。
弊社での取り組み
弊社では、「働き方改革」という言葉がメジャーになる前から、新しい働き方を自分たちで模索しつつ実践しています。
主なものは以下の通りです。
- (ほぼ)完全リモートワーク
- 副業推奨
- 他社の社員が弊社で副業をする
- 弊社の社員が他社で副業をする
- メンバーはパートタイムの人が中心
これらについては、今までも色々な記事を書いてきましたので、以下にリンクを示すのみとして、今回は触れません。
- リモート勤務をしようと思ったキッカケ – もばらぶん
- 弊社での受託開発の進め方 – もばらぶん
- リモート開発に適したプロジェクト、そしてチーム – もばらぶん
- 副業会社員と仕事をするメリット – もばらぶん
本記事では、上で紹介した記事のタイトルにある「人手不足対策の切り札に」という観点で少し書いてみます。
多様な働き方を認める事により人手不足を緩和
弊社は会社規模からするとどこにでもある零細ソフトウェア開発企業であり、昨今のエンジニア不足を考えると、優秀なエンジニアを採用できず、優秀なエンジニアが全然いないという状況でもおかしくありません。
ですが、実際の所は、フルタイム・パートタイムのメンバーいずれも優秀なエンジニアが多く、お客様からも高い評価を得られています。
鍵となるのは、「多様な働き方」です。以下のような多様な働き方を推進することにより、働く側が弊社で働くメリットを感じて、応募して下さる方が多いのだと思います。
パートタイム中心
弊社では、以下のような形で働くいている方が多いです。
- 副業可能な他社正社員がパートタイムで働く
- フリーランスが週に数日働く
これにより、働く側としては以下のようなメリットがあります。
- 家庭の事情等によりフルタイムで働けない人でも働ける
- とりあえずお試しで働いてみて、感触が良ければフルタイムに移行する
このメリットを重要視する方が、会社規模にも関わらず弊社に応募してくれています。
また、「フルタイムで1人必要となるほどでは無いけど、定常的にそれなりにタスクがある」というお客様は結構多いので、会社側にとってもそうしたお客様のニーズに応えることのできるパートタイムの方は非常にありがたいです。
リモートワーク
最近ではリモートワークが徐々に一般的になってきましたが、弊社では創業した5年前からずっと取り組んでおり、ノウハウも蓄積されています。また、多くの他社と違う点として、基本的には「完全に」リモートワークです。
リモートワークは、
- 通勤ラッシュが嫌
- 育児・介護のため家にいなければいけない
- 遠くに住んでいる
といった方々にとっては非常にメリットのある制度だと考えています。
副業推進
弊社では、以下のどちらのケースの副業ともに推進しています。
- 他社の社員が弊社で副業をする
- 弊社の社員が他社で副業をする
働く側としての副業のメリットとしては、金銭面もありますが、
- 違う働き方・仕事の進め方を知ることが出来る
- スキルアップが出来る
- 1社に依存しなくて済む
というメリットの方が大きいと思います。
まとめ
弊社は零細ソフトウェア開発企業ですが、多様な働き方を推進することにより、優秀なソフトウェア開発メンバーが集まっています。
- 柔軟な働き方をしたい方(もちろん「週4正社員」もOKです)
- 優秀なエンジニアに仕事を依頼したい企業様
は、以下のページよりお気軽にお問い合わせください。
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