弊社のプロジェクトメンバーは?
弊社では今のところ開発関連(プログラマーやデザイナー)の社員は一人も雇っておらず、以下のような人たちとプロジェクトを組んで仕事を進めることがほとんどです。
- フリーランス(個人事業主、一人法人など)
- 会社員が副業として
最近では副業可能な会社が増えてきましたので、今回はそれについて少し書いてみたいと思います。
副業のメリット・デメリット(一般的な話)
働く側
副業をする人の主なメリットとしては、以下が挙げられます。
- お金が余分に入る
- 会社では得られない知識・経験が得られる
- 人脈も広がるかも
- 今の会社以外でもやっていく自信がつく
デメリット
- 長時間労働により、病気等にかかる
(本業の)会社側
副業を許可する会社のメリットはどんなものでしょうか。色々あると思いますが、以下のようなところでしょうか。社員側のメリットの裏返しのもの+α、と言った感じでしょうか。
- 副業を許可・奨励することにより、社員がダラダラ残業することを減らせる
- 副業で得た知識・経験・人脈を、会社の方に還元してもらえる
- 先進的な企業というイメージアップになる
主なデメリットとしては、以下のようなものが挙げられています。
- 長時間労働により、健康を害したり、睡眠不足などで業務に影響がでる可能性がある
- 情報漏えいなどのリスクが高まる
ただ、2番目は兼業を禁止したい側の単なる口実に近いと個人的には考えています。やはりいちばんのデメリットは健康上の問題でしょう。
副業会社員を雇う会社側の視点
世間での副業の話は、前述のように、副業をする側の会社員の視点か、副業を許可する(本業)側の会社の視点のどちらかでされることがほとんどでした。
ここでは少し視点を変えて、弊社のように、他社の正社員の人を雇う(※)側のメリット・デメリットについて書いていきます。まずはメリットです。
- 作業量として人を1人雇う程ではないが、誰かにお願いしたい程度の作業量がある場合に、都合がいい
- ある程度継続して仕事をすることになるので、徐々に仕事のやり方とかが効率良くなる
- 他社のノウハウとかを知ることが出来る
- 本業の方で雇用保険・社会保険に入っているので、その辺の負担は不要
- 本業で一応生活出来てる人が多いので、変にガツガツしてる人は少ない
※弊社の場合は、正確には雇用契約ではなく業務委託契約なので、仕事の進め方もそれに則ったものになります
デメリットは、副業を許可する本業側の会社に比べると少ないと思いますが、一番大きいのは以下でしょう。
- 本業が忙しくなった時に、こっちに時間を取ってくれなくなる
以下、それぞれについて少し詳しく見ていきましょう。
業務の調整弁として(パートタイムの人全般の話)
1番目の作業量の話ですが、弊社のような零細企業の場合、フルタイムの人を1人雇うのはかなりの負担です。仕事があるときはいいですが、1人分の仕事がなくなってしまった場合とかには赤字を垂れ流すことになります。そうした場合に、パートタイムで人を雇えば、業務量に応じて仕事量の調整が可能です。
それだけであれば、知り合いだったりクラウドソーシングサイト経由などでフリーランスのエンジニアを雇っても同じ話なのですが、フリーランスとの違いもいくつかあるので、それについては後述します。
長期で働いてもらう(クラウドソーシングではあまりない)
2番めは、副業会社員と長期で仕事をすることにより、仕事のやり方とかもお互いに分かってきて開発の効率がよくなります。これは同じフリーランスの人を長期で雇った場合にも同じ事がいえますが、CrowdWorks 等のクラウドソーシングではどうでしょうか。
そもそも、国内のクラウドソーシングサイトで人を雇う場合は、その人とあまり長期で仕事をすることは無いと思います。この話に深入りする前に事前にお断りしておくと、弊社では現在はCrowdWorksは使っていませんし、以前使っていた時も通常の利用規約の範囲内で使用していました。
さて、国内のクラウドソーシングサイト経由で人を雇う場合ですが、長期で働くにつれてメールのやりとりやSkype等での通話も当然増えてきて、そうすると直接契約したほうが手数料とかも取られなくて良いんじゃないか?と思って、利用規約で禁止されている直接契約を行う企業が多いのが実態です。
したがって、国内のクラウドソーシングサイトの(規約で認められている)有用な用途としては、比較的スキルが要らない単発の仕事を発注する、というのに限定されるのではないでしょうか。つまり、長期で仕事をする人を探すのには向かない、というか無駄なコストがかかるのでお勧め出来ません。
本業のノウハウを教えてもらえる
ここからが、副業会社員を雇うメリットです。1つ目は、本業の会社のノウハウを得られる、ということです。もちろん守秘義務に違反する内容は教えてもらえませんが、その会社が公開しているような業務フローだったり、インフラの仕組みだったりの、詳しい話を聞くことができます。webに公開されている内容を読むよりは、実際にそれを実践している人の生の話を聞いたほうが得られるものが多いです。
フリーランスの場合でも、色々な会社の仕事をしたりして経験豊富な人の場合は同じように色んなノウハウが得られますが、割と若いうちから独立して、同じような仕事をずっとやっている人とかも結構いるので、そういう人だと得られるものが少ないです。
雇う側の負担が少ない
まずは、副業会社員と雇用契約を結ぶ場合ですが、副業側の会社は、通常は、社会保険・雇用契約に加入する必要はありません。軽く検索した所、こちらのページが分かりやすかったです。
なお、弊社のように雇用契約でなく業務委託契約の場合は、そもそもそれらは不要です。ただし、実態は雇用なのに形式上業務委託契約にしている場合などは、(違法なので)監督機関等からの指導等が入ると思いますので、注意が必要です。
次のメリットですが、副業会社員の場合、本業で一応生活ができている(=副業しなくても生活できる)人が多いので、フリーランスの人と比べて
- 業務量が少なくなりそうな場合には、事前に伝えれば、快く作業時間減を受け入れてくれる
- 契約の内容を逆手に取ったり、細かく決められていなかった部分とかを突いて、お金を余分に請求してくることが少ない
といった点はやりやすいです。
まとめ
副業は、デメリットも確かにありますが、それ以上のメリットを会社員及びそれを認める企業、そして副業会社員を雇う企業に与えます。
弊社では、成り行きから遠隔勤務や副業正社員の採用などの新しい働き方に取り組んできましたが、そうした動きが世間でも徐々に一般的になってきたようで面白く感じています。
そうした新しい働き方に興味のある方は、お気軽にご連絡ください。
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