マレーシアのランカウイ島に視察に行ったことは前回書きましたが(以下のリンク参照)、今回は、ランカウイ島のコワーキングスペースについて書きます。
小さなのが2つある
“langkawi coworking spaces” で検索したところ、以下の2つが出てきます。
ネットの情報を見る限りと、前者はこぢんまりとした部屋のアットホームな雰囲気、後者はテラスのようなオープンスペースで、あまりオフィス感はありません。今回、実際に Jetpack にお邪魔して来たので、後述します。
Kumbang についても少し
Kumbang は時間の都合で行けなかったため、夜の7時くらいに前を通ってみましたのですが、コワーキングスペースというよりは、インターネットカフェのような感じでした。少しぶれていますが、写真を撮ったので以下に載せます。
次にランカウイに行く時には、Kumbang にも立ち寄ってみようと思います。
ちなみに、cowerker.com の情報によると、Kumbang にはプリンターとスキャナーがあるようです。Jetpack にはプリンターは無いので、プリンターが必要な方は Kumbang が選択肢になると思います。
料金は同じく cowerker.com の情報ですが、1時間3リンギット(80円くらい、プリンターの紙とかは別途かかるのかも)と格安でした。
なお、Kumbang と後述の Jatpack の2つとも、リゾートホテルなどが集まる Pantai Cenang (パンタイ・チェナン) という地区にあるので、その近くのホテルなどに滞在する人にとっては便利ですが、それ以外の人達にとっては、タクシーなどでわざわざ移動してまで使うメリットがあるかというと若干微妙です。ただ、前述の通り、ランカウイ島には電源カフェはあまり無さそうなので、電源が切れそうな時などには重宝するかもしれません。
Jetpack
さて、もう1つのコワーキングスペースである Jatpack を紹介します。
Jetpack の入り口から中をうかがうと、スタッフ(名前を聞いたんですが失念してしまいました)がニコニコしながら挨拶してくれて入りやすかったです。気さくな方で、色々話を聞かせてもらいました。(なお、多分この方がオーナーだとは思うのですが、確信は持てず。)せっかくなので、スタッフと一緒に写真を撮りました。
場所
大通り沿いにある Telaga Walk というモール(?)内にあります。モールの奥の方にあり、大通りからちらっと見ただけでは見つからないので注意して下さい。
なお、このモールは以下の写真から分かる通り店があまり(というか殆ど)入っておらず、最近モールがオープンしたのかこれからオープンするのかと思ってたのですが、前述の Jetpack のスタッフに聞いたところそんなことは無いそうで、Jetpack は3年前(2016年)から営業しているそうです。
設備
さて、Jetpack 内ですが、50平米程度の広さの部屋に、机が3つくらい、椅子が10脚、ソファが1〜2つくらいでしょうか。写真を撮って良いか聞いたところ快諾してくれたのですが、小心者のため以下の1枚しか撮っていません。
写真には写ってませんが、ポットにお湯があって、インスタントコーヒーやお茶などは自由に飲んで良いとのことでした。マグカップが3つくらいあって、それを借りてお茶を飲みました。帰る時にはマグカップはそのまま置いといて良いと言われたので、スタッフが洗ってるのでしょう。エコで良いですね。
プリンター・コピー機などはありません。
肝心のネット回線ですが、速度は以下の通り十分出ていました。
Wi-Fi は 2.4GHz と 5GHz の2つが飛んでいました。一般的な Wi-Fi ルーターを使っているのだと思います。
会議室などは無いのですが、日本人客がいることはほぼあり得ないので、ヘッドセットを使って気にせずビデオ会議は出来そうです。
客層
スタッフの彼曰く、海外の “digital nomad” がよく来るそうで、40カ国くらいの人が来たことがあるそうです。ちなみに、私が3年間で初めての日本人客だそうです(!!)。なお、ここ最近で色々な国の人が来たそうで、直近で南アフリカ、韓国の方が来てたそうです。
私が訪れたのは日曜日の昼前で、朝から豪雨だったせいか、私が最初の客でした。その後、マレーシア人のお客さんが来ました。スタッフの方は、お客さんに「どんな仕事をしているのか」とか「どんなプログラミング言語を使ってるのか」などを聞くのですが、そのマレーシア人のお客さんもプログラマーのようでした。
スタッフも気さくですし、マレーシア人も気さくな人が多いので、知り合いを作るの(ちょっとかっこつけた言い方をするならネットワーキング)にも良いかもしれません。
価格
- 1時間10リンギット
- 1日40リンギット
- 1週間240リンギット
- 1ヶ月650リンギット
です。1リンギット25円程度(2019年9月現在)なので、日本のコワーキングスペースと大して変わらない金額です。
別の場所に宿泊施設もあるらしい
Jetpack とは違う場所で、宿泊(ネット回線込み)・スクーターレンタルで1泊110リンギットというサービスもやっているようです。場所は Jetpack からスクーターで(確か)5〜10分のところだそうです。単身者の1〜2週間程度の滞在に向いてそうです。
まとめ
コワーキングスペースとは言え設備がそれほど充実しているわけでは無いですし、マレーシアではプリペイド SIM が簡単に手に入り、回線速度も安定しているため、ネットワークはテザリングで十分という事情もあり、日本と同じ感覚であればコワーキングスペースをメリットはそこまで多くないかもしれません。
ただ、Jetpack では現地の人や海外から来ているお客さんと繋がることも出来ますし、ネット環境もしっかりしているので、週1程度で気分転換に使用してみるのは良い選択肢だと思います。
次回ランカウイ島に行く機会があれば、もう1つのコワーキングスペースである Kumbang も使用してレポートしようと思います。
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