日本で女性が不平等に扱われている一例
とある方(別の知り合いの紹介でほんの少しだけ立ち話をしたことがある程度)の奥様が、以下のようなブログ記事(英語)を書いていました。
The Good Wife — Rachel Ferguson
長文ですし英語が面倒な方もいるかと思いますので、日本語で簡単に内容をまとめて少し補足もします。
こちらの夫婦は2人で、子育て家族に優しいシェアオフィスの運営などをされていて、当の本人達も小さなお子さんが(確か)2人いらっしゃいます。夫婦共に同じように家事をし、仕事の面でも対等なパートナーとして、2人でお仕事をしているようです(私はこのブログを読むまで、そこまで細かい話は知りませんでしたが)。
この方は仕事の話を積極的に周りに話したりとかはしてなかったそうですが、
- シェアオフィスの住人でさえ、
- 彼女がシェアオフィスの共同オーナーである事を知らなかった
- 彼女を英語の先生だと思っていた
- シェアオフィスがテレビに取り上げられた際にも
- 「イクメン」という切り口で夫にばかり焦点が当たってた
- 子育てしている女性が運営しているという側面がほぼ無視されていた
といった事があったようで、そうした点に問題意識を感じて書かれたようです。
不平等な点
日本で男女不平等な点は色々あるかと思いますが、簡潔に言ってしまうと
- 仕事の上で
- 女性に機会が平等に与えられない(グラスシーリング等)
- 女性に配慮がされていない(育休からの復帰が難しい等)
- 家事は女性がやるのが当たり前、男性がやると「イクメン」
あたりが大きな所かなと思います。
また、元のブログでは、そうした不平等な社会に根ざしたバイアスも問題視されています。正直、私が何の予備知識もなくそのお二人に会ったとすると、二人が対等なパートナーという考えは恐らく浮かばないかなという気がします。少し言い訳をすると、夫婦で対等なパートナーとして事業をしているというのは海外でも(日本ほどでは無いですが)比較的珍しいというのもあります。
弊社ではどうか
機会は平等
さて、弊社ではどうかというと、以前以下の記事で書いた通り、現状では女性のメンバーはかなり少ないのですが(最近少し増えましたが)、機会としては平等に提供しています。
というか、弊社のような零細企業では、男女差別だの学閥を作るだのしている余裕は無く、老若男女問わず、方向性が近くて真面目な方であれば、どなたにも来て頂きたいと考えています。
子育て女性にも優しい制度
また、弊社は、休暇・勤務時間の面でも融通が利きます。週3日でも大丈夫ですし、時短勤務でももちろん大丈夫。また全員自宅勤務ですので、子育て女性には最適だと思います。
就業規則も公開していますので、ご興味のある方はご覧になって下さい。
なお、弊社ではまだ女性のフルタイム社員がいないため、とりあえず育休や生理休暇などは無給になっていますが、今後女性の方が入社した際には、議論しつつ改定していこうと考えています。
「イクメン」とかは廃止したい
男性はちょっとでも家事をすると「イクメン」と呼ばれたりしますし、男の方もたまに家事をすると SNS に上げたりする人も結構いますが、そうした変な習慣は率先して廃止していきたいです。
また、上述の育休とかの制度を男性が使うのも当たり前にしていきたいと考えています。
(私自身どこまで家事をしているのかと言われると、正直そこまで自信は無いのですが、妻の2/3くらいはやっていると思いたいです。)
まずは身の回りから、世間へ
日本はまだまだ男性優位社会です。全ての面において男女が全く同じに扱われる必要は無いと思いますが、少なくとも仕事、特に頭脳労働の場面においては、男女は平等に扱われるべきだと思います。
ソフトウェア開発は比較的新しい業界で、他の業界に比べると男女差が少ないように思いますが、今後、自分たちはそれをさらに進めていこうと思います。
近い将来、IT・ソフトウェアがほぼ全ての業種に入っていくことになります。弊社もそれに伴ってビジネスを拡大させていき、それと共に自分たちが「良い」と思っている文化=仕事における男女平等を、世間にどんどん浸透させていければと考えています。
まとめ
弊社では男女平等で、女性に(も男性にも)優しい会社です。弊社で働く事にご興味のある方は、是非以下のページよりお問い合わせ下さい。
募集している職種などは以下のページをご覧下さい。
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