目標の達成度合いは半分くらい?
法人化してもうすぐ3年になります。今期の目標として
- 規模の拡大
- リモート開発のワークフローを確立
- 自社製サービスを開始
を挙げていましたが、結果としては半分くらいしか達成出来なかったかなと思っています。
規模の拡大
これは80点くらいは付けられると思います。結果としてあまりうまく行かなかったプロジェクトも2つありましたが、プロジェクトの規模は少しずつ大きくなりましたし、年が変わってからは、比較的大きなプロジェクトが2つ入ってきました。
また、過去2年の黒字である程度キャッシュフローに余裕があるので、比較的大きなプロジェクトを受注しても、外注の開発者への支払いに困ることもないため、開発メンバーを集めたりうまくプロジェクトを回したり、という本業に集中することが出来ました。
現在、実際に稼働している開発者は6人いて、来月からもう2人増える予定ですので、引き続き増やしていけるように頑張ろうと思います。
売上も前年の5割増くらいになりましたが、利益率はそれほど高くないので、そこは来期の課題です。
リモート開発のワークフローを確立
これは50%くらいな気がします。前半に、とあるプロジェクトで色々実験をしていたんですが、他のプロジェクトが忙しくて私がそちらにあまり時間を割けなくなったりして止まってしまいました。
前述のとおり、年が明けてから開発者が増えてプロジェクトも複数走るようになってきたので、その中で、再び徐々に色々と試行錯誤をしながら進めていっています。
私達のチームは、働く時間・場所を自由にするのが目標なので、企業の一般的なリモート開発と比べて、以下の点が違うと思います。
- 働く時間帯がバラバラ(子供が保育園にいっている昼間に働く主婦、夜型人間のフリー開発者等)
- かける時間がバラバラ(週に4日近くやる人もいれば、週に1〜2日の人もいる)
ということで、毎日ビデオチャットをして、というのは難しいですが、最適なコミュニケーション手段は何かということを色々考えながらやっています。
自社製サービスを開始
これは20%くらいです。年末時点ではある程度出来ていて、知り合いの会社など何社かに使ってもらうようにお願いしたんですが、そこから別件で忙しかったりとかであまり進みませんでした。
来期(第4期)の目標
4年目ともなると、出来立ての会社という訳でもないので、いろんなことに成果を出していかないといけないなと思っています。
地方に拠点を作る
基本的にはリモート開発なのでオフィスは要らないのですが、自宅では仕事をしづらいとか、たまには人と一緒に仕事をしたいという需要も一定数あるような気がします。現在、仕事を一緒にしている(or する予定の)メンバーの住んでる所は以下の通りなのですが
- 東京: 4名
- 静岡: 1名
- 宮城: 1名
- 沖縄: 1名
- 広島: 1名
どこか1つのエリアで3名くらいになったら、シェアオフィスみたいなのを借りたいなと思っています。その場合でも、働く時間はバラバラだとは思いますが、そういう場所を用意することでどのような効果が出るのかを見てみたいと思います。
海外に拠点を作る
「好きな場所で仕事をしたい」と思う人は、家族の近くで仕事をしたいってのと、好きな場所に住みたいっていうのの2つのケースのどちらかが大半だと思いますが、「住んでみたい」と思えるような海外の都市でシェアオフィスか何かを1〜2席借りて、開発者がその都市に短期滞在しつつ仕事を出来るような環境を作りたいと思ってます。
もちろん、ビザや法律の制約などもあり選択肢は限られてくると思いますが、手軽に行ける東アジアか東南アジアを考えています。
地方の顧客を開拓する
IT系の企業の多くは、地方の会社だとしても東京に向かう会社が多く、会社が大きくなるにつれて規模の大きな会社と取引をすることが多いように思います。
弊社も、規模を大きくするというのはやっていこうと思いますが、都会の先進的な企業とだけ取引をするのではなく、地方の企業に対してもそれに合わせたITのサービスを提供していきたいと
(今年こそ)サービスを一般向けにリリースする
内部で使っている分にはかなり便利に使えるようになってきて、知り合いの会社でもちょっとずつ使ってもらえるようになりました。早いうちに、細かい部分を詰めていって、一般公開したいと考えています。
売上と利益率を高く
細かい数字は出しませんが、売上は今期の2倍超を目標に、利益率も今期の1.5倍位を目標にしていきます。ただ、これは、上で挙げたような目標を達成できればある程度自然に達成できるような気もします。
まとめ(?)
来期も今期と同様、優秀な開発者をチームに加えるよう努力しつつ、新しいプロジェクトを開拓して、チームとして達成感のある仕事をしていきたいと思っています。また、好きな場所で好きな時間に働けるようにするというミッションは、引き続き追求していきたいです。
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