当社は今のところリモート勤務100%のため(※)、喫煙室はありませんし、会社の飲み会もあまりありません。

※: 過去に何度か書いているとおり、リモートに拘っている訳ではなく、働く人が自由に選択できるのが望ましいと考えています。

ただ、出社がメインの会社では、(人にもよりますが)同僚と飲み会に行く機会はそれなりにあると思います。また、タバコが吸う人は、会社が入っているビルに用意されている喫煙室で吸ったり、それが無い場合には近くで喫煙できる場所で吸ったりすると思います。

非公式コミュニケーション

何の話がしたいかというと、同僚との飲み会であったり喫煙室で行われる非公式のコミュニケーションについての話です。

日本社会では(※)、他の多くの国よりもそうした非公式のコミュニケーションが重要視されているように思います。最近の話で言うと、高市首相が首相になる前に、麻生太郎氏から「会食とかも行って仲間を増やすようにした方が良い」というような助言を受けた、というニュースがありました。自民党内の公式な会合だけではなく、会食という非公式な場を通じて結束を高めよ、という話です。

企業でも、飲み会だったり喫煙室でざっくばらんに話した内容が会社・部署の方針に影響を与えたり、そうした場で社員間の交流が深まったりするというのもよくある事だと思います。

※: 日本以外ではこうしたのが無いわけではなく、アメリカだと上司の家での BBQ やホームパーティーには参加した方が良いとか、中華系だと日本以上に飲む文化があったりとかするようです。

もばらぶの方針

非公式コミュニケーションはほどほどにしたい

私としては、そうした非公式のコミュニケーションの有用性は理解しているものの、もばらぶとしてはそれに頼った運営はしたくないです。

飲み会も、会社公式のものは忘年会+αくらいですし、仲の良いメンバー同士で個別の飲み会・食事などは行われているかもしれませんが少数なので、そうした非公式コミュニケーションが会社の方針に影響を及ぼすことはほとんどないと思います。

非公式コミュニケーションの問題点

非公式のコミュニケーションに頼りたくない最大の理由としては、メンバー間で情報格差ができ、不公平感に繋がるからです。

飲み会に参加した人・タバコを吸う人だけで話が進んだりすると、飲み会に参加しない人・タバコを吸わない人にとってメリットはありません。

非公式コミュニケーションを公式化する

とはいえ、プロジェクト以外での社員間の交流が全く無いと、会社として人が集まっている意義がないようにも思えます。

そのため、もばらぶとしては、多くの会社では非公式のコミュニケーションとして行われているものを会社の公式の業務としてサポートしたいと考えています。今のところあまりうまく回っているとは言えませんが、

  • 業務時間内での勉強会実施
  • 会社の費用でのオンラインランチ会

といった取り組みを行っています。他の会社の取り組みを見ると

  • 部活動
  • (最近は以前ほど話は聞きませんが)20%ルール

などもよく聞きます。今後も、必要に応じて色々試行錯誤しつつ職場環境を改善していきたいと考えています。

まとめ

飲み会やタバコ部屋での非公式のコミュニケーションによって仕事が円滑に回るという側面はあります。良い面もある反面、それに参加している人といない人の間に情報格差が生まれるという悪影響もあります。もばらぶでは、そうした非公式のコミュニケーションは減らしつつ、必要に応じてそうした非公式コミュニケーションを公式化していこうと思います。