ゆうちょ銀行では経営セーフティ共済に加入不可
弊社は、設立直後にゆうちょ銀行の口座を開いて、それ以来ずっとゆうちょ銀行のみを使っていました。日本全国に支店がありますし、余り使いやすくはないもののネットバンキングも使えるため、特に不便はありませんでした。
が、先日、経営セーフティ共済(倒産防止共済)に加入しようとゆうちょ銀行に行ったところ、うちでは扱っていないと言われ、経営セーフティ共済を運営している中小機構に電話したところゆうちょ銀行では駄目との事なので、新たに銀行口座を作ることにしました。
ちなみに、申込用紙に分かりやすく書いてあれば良かったのですが、遠回りな言い回しだったので、ゆうちょ銀行が駄目だとは気づきませんでした。また、中小機構のページにもFAQに記載があれば良かったのですが、検索しないと情報が見つかりませんでした。
なお、検索した結果、以下のページに記載がありました。
なお、ゆうちょ銀行、農業協同組合、労働金庫、新生銀行、あおぞら銀行、シティバンク等の外資系銀行、楽天銀行等のインターネット専業銀行は、経営セーフティ共済をお取扱いしておりませんのでご注意ください。
赤い銀行の千葉支店にした理由
同様の事で困ることが無いように、今回は大手都銀の口座を作ることにしました。さらっとネットで検索したところ、ネットバンキングの使い勝手が一番マシだったようなので、赤い銀行に口座を作ることにしました。
なお、法人口座の場合、基本的には、会社の本店あるいは事業所の所在地から最寄りの支店にしか口座を開くことが出来ません。弊社は本店が千葉県茂原市なのですが、茂原市には赤い銀行はありません。コールセンターに聞いたところ、千葉支店が最寄りとの事なので、千葉支店に口座開設の申込をしにいきました。
審査
必要なもの
必要書類は、新規法人の口座開設と大体一緒なのですが、既に会社の営業を始めてから時間が経っているので、会社がちゃんと営業をしている証拠となる書類を持っていくと良いようです。弊社の場合は、
- 前期の決算書類
- ゆうちょ銀行の通帳のコピー
- (+必ず必要となる書類:登記簿、印鑑証明、身分証明書)
- (+その場で記入する申し込み用紙)
だけで済みました。
面談の時には、「追加で請求書等の提出をお願いするかも」と言われたのですが、結果的には不要でした。
聞かれたこと
- 会社名の由来
- 登記簿と見比べつつ、業務内容
- 申し込み用紙の記載内容について何点か
- 口座開設の理由
あと、webサイトの有無を聞かれて、「ある」と答えたら、その場でネットで検索して確認していました。90年代風の本サイト?の方を見られたかと思うと、ちょっとだけ恥ずかしくなりました。
結果
数日後に電話がかかってきて、審査に通ったとの事。もう一度支店にいって手続き等は完了のはずです。
ネットとかだと、「厳しかった」とか「IT・ネット系に対する理解がなくて、業務内容の説明に苦労した」みたいな話もありましたが、今回は特にそんな事はありませんでした。服装も普通の私服(チノパン、ジャンパー、リュック、だったはず)で行きました。
感想
手続自体はそれほど面倒ではありませんでしたが、設立前にちゃんと調べて都銀口座を作っておけば良かったと思いました。
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