海外拠点が出来ました
前回の記事で立てた目標の1つに「海外に拠点を作る」というのがありましたが、期が変わって1週間も経たないうちに実現してしまいました。と言っても、実は大した話ではないのですが。
私が以前働いていたアメリカ企業の開発拠点がフィリピンのセブにあるのですが、最近少し広いオフィスに引っ越したようで、そこを間借りさせてもらうことになりました。細かい部分は詰めていませんが、常に席を確保する訳ではなく、誰かがセブに行く時に席を貸してもらう感じになると思います。
セブから遠隔で働きませんか?
せっかく拠点が出来たんで、海外で働いてみたいフリーの開発者がいれば、是非連絡をもらえればと思います。info + アットマーク + このサイトのドメイン名(blog. を除く)
具体的にはどう働くか
弊社では、遠隔で出来る仕事のみを受けて、それを他のフリーの開発者とチームを組んで進めるというスタイルで仕事をしています。
現地で観光したり英語学校とかに通いながら、空いた時間でその拠点をコワーキングスペース的に使って、弊社の仕事を進めてもらえればと思います。
基本的には、チャットやissue管理システム上でのやりとりがメインで、週に1〜3回、Skype等でミーティングをするという感じです。
メリット
セブは物価が安いイメージがありますが、自分でコワーキングスペースを借りる場合、日本に近い金額がかかります(1日1000円とか)。また、固定席を借りる場合、大体は3ヶ月程度の契約が必要なので、短期で行きたい人には向きません。今回の拠点を使うことで、無料になります。
また、アメリカ企業のオフィスの中なので、(働いている人はフィリピン人が大半ですが)会話は英語で行われるため、ビジネス英語の勉強にもなると思います。
セブで働くのに必要なこと
就労ビザは必要?
海外で働く場合、通常であればビザが必要です。ただ、ここの「働く」というのは、(国によりますが)一般的には現地企業に就職するとか、現地法人を設立する場合を指します。それ以外の、例えば、現地企業との打ち合わせであれば、ビザが不要な国がほとんどです。
今回のケースも、基本的には観光なり英語の勉強をしつつ、日本の仕事を遠隔から行うだけで、フィリピンの会社から給与が発生するわけではないので、ビザは不要という認識が一般的です。実際、現地では、日本人・外国人問わず、結構な数のフリーランスがリゾートを楽しみつつ仕事をしています。
一応、公式の情報などを調べてみたのですが、このようなフリーランスのケースは比較的特殊なせいか、特に明確にOK・NG の記載はされていません。心配な方は、関係各所に問い合わせてみる事をお勧めします。
あと、あまりいないとは思いますが、移住を考えているのであれば、SRRV が選択肢になります。
費用
治安を考えると、現地の人と同じようなアパートに住むわけにもいかないので、そこだけはある程度お金をかけることをお勧めします。それ以外をどれくらい切り詰めるかによりますが、独身者であれば安くてトータルで8万/月くらい、普通の生活がしたければ10〜15万/月あれば出来ると思います。
既婚の場合も、基本的には単身赴任みたいな感じが良いと思います。
その他、以下のような費用がかかります。
- 往復の航空券
- 滞在日数に応じて滞在延長の申請費用
- 学校に通うのであれば、その費用
セブのいいところ
やっぱりリゾート地なんで、お金さえ出せばマリンスポーツが楽しみ放題です。
お酒も安いので、お酒が好きな人にもおすすめです。ビールとかテキーラとかですね。上質なワインとかは海外と同じかそれ以上する場合もあるので、忘れたほうが良さそうです。
今後
他の場所にもサテライトオフィスみたいなのをいくつか作って、開発者が自由に使えるような状態にしたいです。
最近、オランダでの就労にビザが不要という記事が割と話題になりましたが、オランダもいいかなと思ってます。
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