いつの間にか、同僚その他には年下でも敬語を使うようになっていました。結構メリットもありますよー、というお話です。
年下にも敬語を使うようになった経緯(うろ覚え)
先輩が年下
大学院時代にアルバイトしていたゲーム会社で、先輩社員が年下(専門学校卒が多かった)が多く、年下に敬語を使うという経験は、多分その時が一番最初だった気がします。
ただ、その後、初めて会社員となった会社では、後輩やバイトの人達には敬語は使ってなかった記憶があります。
取引先とかには当然敬語
その後フリーになると、発注側・受注側という厳然たる力関係が存在しますし、取引先の人には当然年齢は関係なく敬語ですね(これは当たり前ですが)。多分この頃から、相手の年齢や立場によって言葉遣いを使い分けるのがめんどくさくなってきた記憶があり、誰に対しても敬語を使っていた気がします。
その後、海外で仕事をしている間は、日本的な(儒教的な?)年齢によって敬語を使い分ける文化もなく3年間過ごし、その後帰国。この時点で30過ぎ。
日本では再びフリーになり、敬語に関しては前述の通りの状況。
年下でも凄い人、立場が上の人が
その後、ベンチャー企業で働き始めるのですが、そこの社長が当時20代後半。凄い優秀な人で色々勉強になりました。社長なのでその人には当然敬語を使ってましたし、その他の先輩社員にも当然敬語でした。
あと、インターンで働いている人達も、起業を目指している人が多く、そのうち成功する企業の社長とかになる人も出てきたりしそうな感じでした。もし、そのインターンの人達に対して敬語を使わないとして、その人達が偉くなった時には以下の2パターンあると思います。
- 偉くなったら敬語を使う
- 今まで通りタメ口で話す
前者は何か卑屈な感じもしますし、後者も昔の力関係にすがっているようで哀れな感じもしちゃうので、いずれにしても個人的にはモヤモヤしちゃいそうです。という事で、インターンやバイトの人達にも敬語で話すようにしていました。
メリット
使い分けしなくていいから楽
目上の人と目下の人が混じっているグループでたまに見かけますが、目上の人に敬語を話していて、その後目下の人に話しかける際に、切替がうまく行かずにそのまま敬語で話してしまい、何となくばつの悪そうな感じになっている人っていますよね。ずっと敬語だと、そういう使い分けしなくていいから楽です。
年下の話も素直に話が聞ける気がする
言葉って使ってるうちに、行動や思考にも影響を与えるんでしょうね。昔に比べて年下・後輩の意見に素直に意見が聞けるようになった気がします。
仕事って色んな人の良い所をうまく集めて、大きな力にしていく必要があるので、年下・後輩の良い所・意見も上手く引き出せれば大きなメリットになると思います。そうしたことに少し役に立っている・・・かなと思います。
でも、人それぞれ
とは言え、最終的には人それぞれでしょうね。知り合いは体育会系で上下関係が厳しいんですが、その人も年下の力を上手く活用して仕事してますし、色んなスタイルの人がいて良いと思います。
私の場合はこうしてますよ、という一意見でした。
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