サーバー監視って高いですよね。今、弊社(※)ではワンコイン(月額500円/1台)でLinuxサーバーの監視が出来るサービスを始めようと準備中です。監視内容は
- サービス監視(HTTP等の生死確認)
- リソース監視(CPU、ディスク、メモリ等)
- ログ監視(syslog, apache等)
を考えています。リソース監視とログ監視はエージェントのインストールが必要です。興味のある方は、メールにてお問い合わせ下さい。登録フォームは現在準備中。
メールアドレス: info アットマーク mobalab ドット net
※: 2013年5月に法人設立予定。
監視内容詳細
「サービス監視」に関しては特に説明不要かともいます。お客様のサーバーに対して、弊社のサーバーからpingやHTTPアクセスを行なって生死確認を行うというものです。監視間隔は5分毎です。
「リソース監視」と「ログ監視」にはエージェントソフトのインストールが必要です。本サービスはNagiosを使用しているため、具体的にはNRPEとcheck_logfilesが必要ですが、インストールは非常に簡単です。詳しくは後ほど記載します。
「リソース監視」は、事前に閾値(例:ディスク使用率80%)を決定して頂き、その閾値を超えた場合に警告メールが送信されます。監視できるリソースは以下の通りです。
- CPU使用率
- メモリ使用量
- HDD使用量
最後に「ログ監視」ですが、監視対象ログ毎に対象キーワードを決めて頂き、そのキーワードがログに現れると警告メールが送信されます。キーワードはこちらで用意したテンプレートを利用することも可能です。
監視対象のログは、OS基本ログ+サーバーアプリケーションログ(1台につき2種類まで選択可能)で、具体的には以下のログになります。
- OS基本ログ
- /var/log/messages
- /var/log/secure
- サーバーアプリケーションログ
- Apache: /var/log/httpd/error_log
- メールサーバー(Postfix, Sendmail 等): /var/log/maillog
- MySQL: /var/log/mysqld.log
- 対応サーバーは順次追加中
お客様にやっていただく作業
- NRPE、check_logfilesのインストール
これらはコマンド1行で完了します。 - 設定ファイルの変更
各サーバーの設定ファイルを、こちらからお送りするファイルに置き換えて頂きます。 - (環境によっては必要)ファイアウォール設定の変更
iptablesやファイアウォール製品などによるポートのアクセス制限がある場合、設定変更をして頂く必要があります。
余談
個人で仕事をしていた時に、お客様のサーバーの監視を頼まれることがちょくちょくあり、それをサービスとして拡大しようと思ったのがきっかけです。
実は、サービスの監視システムは、基本的な部分を作るのはそれほど難しくありません。監視サーバーを自分で立てて、設定とかも自分で行いたい方は、私が以前書いたブログ記事が参考になれば幸いです。ログ監視の部分しか書いていませんが、リソース監視やサービス監視も似たような感じで設定できるはずです。
なお、本サービスの課金は、最初はPayPalを考えていますが、クレジットカードにも順次対応させる予定です。
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